周囲の友人たちがさらなるキャリアアップを目指して次々と転職していることに対して大きな焦燥感を覚えたそうです。キャリアアップしたいと思いました。
カリスマ社長に賭けたキャリアアップの夢
小塚沙織さん(仮名・30歳)は、従業員100人弱のシステム開発会社にて、クライアント企業のWebサイトの構築に携わるITエンジニアでした。
社内の雰囲気はとても良く、仕事の内容や条件面もそれなりに満足できるものでした。しかし小塚さんは、周囲の友人たちがさらなるキャリアアップを目指して次々と転職していることに対して大きな焦燥感を覚え、漠然と「チャンスがあれば、私ももっと大きな仕事がしたい」と考えていたとのことです。
そんなある日のこと、以前同じ職場にいた先輩から「折り入って相談がある」との連絡が。なかなか優秀だと一目置かれていた先輩で、現在はベンチャー企業の技術部長を任されているとのことでした。小塚さんはちょっとした好奇心から、会いに行ってみることにしました。
すると先輩から「ぜひわが社に入社して、開発セクションの一翼を担ってほしい」との熱心な誘いがあったのです。
先輩が所属する企業は、社長が長年構想を練っていたという金融機関向けのあるWebシステムの販売を事業の軸としており、社員数はまだ十数人とのこと。小塚さんは説明を聞きながら、「これは相当リスクが高いな」と感じたそうです。
しかし説明の中で、社長が以前、大手のシステム開発会社にて「金融システムのカリスマ」とうわさされるほどのスーパーエンジニアだったことを聞かされました。必ず成功して急成長するという夢のようなストーリーが、ずっと「大きな仕事がしたい」と考えていた小塚さんにとって、とても魅力的なものに感じられたのです。
誘いを受けた後にタイミング良く(悪く?)、学生時代の友人が大手システム開発会社に転職を成功させたとのうわさを耳にしたこともあり、1週間ほど悩みぬいた末に転職を決意。業務の引き継ぎも順調に終了し、期待と不安で心をいっぱいにしながら新しいスタートを切ることになりました。
引用元:@IT
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/why05/why01.html
キャリアアップ
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